2020年5月12日

虹技、金属短繊維にL・R形状 多孔質・軽量化を実現

 鋳造大手の虹技(本社=姫路市、山本幹雄社長)は、金属短繊維「KCメタルファイバー」の新形状としてL形状とR形状を開発した。従来はストレート形状だけだったが、新形状では多孔質化や軽量化が図れることで、放熱・通電・熱交換材料用の原料、ブレーキ摩擦材などとして需要拡大が期待できる。安定した形状のファイバーの生産体制確立は世界初としており、初年度で10数トンの販売を計画している。

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