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2024.12.20
2019年10月25日
JFEテクノリサーチ(本社=東京都千代田区、松岡才二社長)は24日、島根大学の伊藤正和客員教授と共同で、たたら製鉄から生み出され、日本刀の素材となる玉鋼の着色部の分析を実施し、玉鋼の着色部には厚さ100ナノメートル程度の極薄の鉄酸化被膜が存在することや、着色部の色調によりその酸化膜の厚さが異なることが分かった、と発表した。これにより着色部の色は物の色ではなく、薄い酸化物の表面とその下にある鉄で反射された光の干渉で表れる構造色(金属熱処理分野ではテンパーカラー)としている。
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