2019年8月26日
日本精線、耐水素脆性ばね用ステンレス鋼線の新製品を開発
ステンレス鋼線最大手の日本精線は、高圧水素環境下で使用できる耐水素脆性ばね用ステンレス鋼線「HYBREM(ハイブレム)」の新製品として、ニッケル当量(※)を高めながら、炭素や窒素の成分バランスを最適化することで、高圧水素環境下で低温の脆化特性を大幅に改善した「HYBREM―S(ハイブレム―エス)」を開発した。本年中には既存製品から新製品への切り替えを進め、ユーザーや公的機関による耐久性評価を得ながら、受注獲得を進める。
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