2015年3月13日

金属スクラップ売買の仲介サイト開設 問屋など対象に事前登録

金属スクラップの関連サイトを運営するメタリー(本社=東京都港区、天羽健介社長)はこのほど、鉄や非鉄、歯科金属スクラップの売買に関するインターネットの仲介サイト 「メタリー」(http://metally.jp/)の開設に向け、原料問屋やスクラップの発生元など対象に無料の事前登録を開始した。

年内の開設を計画している同サイトでは、会員登録した売り手と買い手が、ネット上で金属スクラップを売買するというもの。買い手は新規開拓が容易になるほか、初期費用・月額費用無料で取引先を拡大できるメリットがある。

売り手は、スクラップの相場感がなくても、オープンな場で複数の買い手と交渉ができ、インターネットによって不要なコストを削減した分だけ、高価買取される可能性が膨らむ。同じく、初期費用・月額費用は無料。

すでに漁業や農業・建築業といった第一次・第二次産業の業界では、インターネットを活用したスタートアップ・ベンチャー企業が提供するBtoB(企業間取引)サービスにより、既存の業界構造や流通に変化の兆しが見られている。

天羽社長は、「この先5年、10年を見据えた時、選択肢を増やし効率的にコストダウン・売り上げ拡大させるための一手段として、あらためてインターネットの活用を検討すべき。不要なコストを省き、業界全体の競争力を高めたい」と意欲を語る。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社