2013年5月31日

古河電工、ハロゲン・リンフリー化 車用耐熱電線を新開発

古河電気工業は30日、ハロゲンフリー・リンフリーに対応した自動車技術会の自動車用部品規格JASOのD611適合120度耐熱自動車用電線「エコビーメックス―120α AESSX」を製品化したと発表した。同製品は、電子線照射架橋技術に独自の新型化学架橋技術を組み合わせ、厳しい自動車用規格に適合させるとともに、コストも非ハロゲンフリー電線と同社比較で同等を実現した。この製品は、自動車基幹ハーネス・部品ハーネスに使われている120度耐熱薄肉自動車用電線であるAESSX電線のハロゲンフリー対応として使用できるほか、AVSS、AVSSH、AVSSX電線のPVCフリー・可塑剤フリー代替品としても使うことが可能。同社はこれまで、厳しい垂直難燃性を満足する105度・125度定格のUL規格電線をはじめ、各種ハロゲンフリー・リンフリー電線を供給してきたが、今後も高い技術力が求められるハロゲンフリー電線で新製品開発を進めていく方針。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社