2013年4月26日
昭和電線ケーブルシステム、超細径高密度光ファイバーケーブルを共同開発
冨士電線(神奈川県伊勢原市)は24日、Augmented Category6(Cat6A)に対応した無遮へい(UTP)LANケーブル「TPCC 6A」と「TPCC 6A PATCH」を開発したと発表した。
メタル通信ケーブルの市場は現在、ギガビット伝送(1000BASE―T・1000BASE―TX)に対応したCat5eやCat6ケーブルが主流。1000BASE―Tに対応したCat6ケーブルは、病院・学校などで先行配線として採用が増加し、データセンター規格のISO/IEC24764やTIA―942AでもCat6A配線を推奨している。国内のCat6A配線はこれまで、隣接したケーブルが相互干渉する「エイリアンクロストーク」に対応するため、シールド付き製品が主流となっていたが、同社はこのほどCat6A対応UTPケーブルの販売を始めた。
今回の新製品の主な特長は、エイリアンクロストークに対応しているほか、コネクター端末部のシールド処理が不要。また安定した電気特性があり、ケーブル被覆材に鉛フリーPVCを採用した。
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