日新製鋼グループのステンレス意匠鋼板メーカー、月星アート工業(本社=兵庫県尼崎市、西本忠博社長)は、意匠ステンレス鋼板の新商品として、銅製品の風合いを表現した「アンティークブロンズ/ゴールド」、ドットの密度で模様にグラデーションを出す「スーパーエッチング」、エンボス仕上げをマットおよびグロス系の2階調に加工した「ダブル・トーンエンボス」の3シリーズを新たに市場投入する。
新商品のうち、アンティークブロンズ/ゴールドは、銅製品の風合いで、重厚感ある落ち着いた表面色合いをステンレスで実現している。スーパーエッチングは、数種類のトーンを一度のエッチング工程で行い、従来2トーンだったエッチングで、中間色やグラデーションが表現できる。また、ダブルトーンエンボスは、ロールで圧延し、凸凹の模様をつけた仕上げで、従来のエンボス(光沢仕上げ)をマットとグロスの2階調に加工することで、光沢と梨地が鮮明に出ることで、エンボスの存在感を高めている。