2013年1月31日

古賀オール、在庫管理を効率化 「コイルマップシステム」開発

 鉄鋼商社の古賀オール(本社=東京都中央区)はこのほど、母材コイルの在庫管理を効率化する「コイルマップシステム」を開発し、東京工場(東京都江東区)の熱延第三工場に導入した。既存の番地管理システムに改良を加え、見える化を図ったもので、コイルの入荷時や加工前後の段取り作業時間を従来比70%削減。大幅な生産効率の向上を実現した。

 東京工場では、第三工場だけで常時200本のコイルを保管している。入荷後の置場捜索や加工前の母材捜索、加工後の残母材の再保管などで、在庫ヤードからコイルを出し入れする際に膨大な作業時間を要するため、従来はブロック単位で保管場所を管理していたが、コイルマップシステムの導入で、さらに何列目、何段目までの詳細な位置を把握可能とした。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社