2012年10月31日
LIXIL鈴木シャッター、電気を使わない自動防水板を発売 雨水重量で稼働
シャッター・スチールドア専門メーカーのLIXIL鈴木シャッター(本社=東京都豊島区)は30日、業界初の電気を使わない、雨水の重さだけで防水板を自動稼働させるバランス式防水板「アピアガード」を発表した。
シャッター製造と板金加工で培った独自技術を駆使して開発した「オートバランスシステム」を採用(特許取得済み)。大量の水が集水バケットに流れ込むと、自動で防水板が上昇し浸水を防ぐ仕組みで、人手と電気を使用しないため、災害時の停電でも自動で作動する。設置先はビルやマンションの地下駐車場、工場、地下街入口など、さまざまな場所に対応する。
設計価格は開口幅6メートル×止水高さ1メートルで、341万3000円。製造範囲は開口幅1―8メートル、止水高さ30センチ―1メートル。
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