2012年10月30日

大東精機、新型ドリルマシン発売 最小幅100ミリサイズ対応

 大東精機(本社=兵庫県尼崎市)は、ドリルマシンDNFシリーズの新機種として、最小で幅100ミリサイズの加工ができ、H形鋼のほか角パイプやチャンネルにも対応する「DNF21050」を開発し、販売を開始した。需要の多い1000ミリサイズクラスのドリルマシンでは、業界で初めて幅100ミリの小さいサイズへの対応を可能とした。

新製品・新技術 DNF21050は、加工寸法がH形鋼で最小100ミリ×50ミリ×5/7ミリ、最大1025ミリ×500ミリ×50/50ミリまで対応。従来よりも幅広い材料を1台で加工が可能。H形鋼だけでなく角パイプやチャンネルの専用プログラム作成画面を用意し、加工鋼種も拡大した。

 ローレット溝のないスリックローラ(送材ローラ)の採用で、材料の表面にキズが付かず、スリップも起こさないほか、浮き上がりを防止する4点押さえバイスにローラを装備したことで、材料を押さえたまま送材ができ、アイドルタイムが短縮化されている。

 また、コントローラはWindowsCEを搭載し、オンラインによるCAD/CAMを実現。現場の入力操作盤も液晶タッチパネル化しており、操作性を向上させている。

 外観デザインも、従来機比でよりシンプルになっているほか、安全なフルカバー構造で、加工中の切り粉や切削液が周囲に飛散しにくく、作業環境の向上に寄与する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社