2012年10月29日
三晃金属、新金属屋根材を発売 板葺応用で風格にじむ
三晃金属工業は26日、高意匠の新金属屋根材、「大和葺」の発売を発表した。法隆寺など古来の建築に使われた板葺技術を金属屋根に応用した。「ソリッドな凹凸ストライプが、深い陰影を創り出し、建築外装に端正な風格を与える」。壁材としても使え、年間3万平方メートル以上の受注を当面の目安に官公庁物件などで採用を促す。
以前、施主や設計事務所の要望を受け施工した屋根材を正式に販売する。0・8ミリ、1・0ミリと厚い鋼板の使用、溝板、通し吊子連続の接合で強度が高い上、平滑な形状に設計した。複雑な形状の嵌合部に2列の防水テープを貼り付け水の浸入を防ぐ。
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