2012年10月29日

佐々木化学薬品、Crめっき剥離剤開発 鉄素地守る環境タイプ

 金属表面処理薬品メーカーの佐々木化学薬品(本社=京都市山科区)は、鉄素地を侵さず剥離できるクロムめっき剥離剤「エスパックH―700」を開発した。鉄素地を守りながらクロムめっきできる環境負荷低減タイプで、従来の濃塩酸処理に比べ、穏やかなめっきの剥離処理が可能となった。毒物および劇物取締法・PRTR制度対象物質に該当せず、リン・窒素・有機系インヒビター・シリコン系化合物・フッ化化合物も含んでいない。

 エスパックH―700は、無機酸を主とした無職の強酸性液体で、脱脂→水洗→浸漬(H―700)→水洗→乾燥の工程で効果を発揮するという。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社