2012年10月29日
佐々木化学薬品、Crめっき剥離剤開発 鉄素地守る環境タイプ
金属表面処理薬品メーカーの佐々木化学薬品(本社=京都市山科区)は、鉄素地を侵さず剥離できるクロムめっき剥離剤「エスパックH―700」を開発した。鉄素地を守りながらクロムめっきできる環境負荷低減タイプで、従来の濃塩酸処理に比べ、穏やかなめっきの剥離処理が可能となった。毒物および劇物取締法・PRTR制度対象物質に該当せず、リン・窒素・有機系インヒビター・シリコン系化合物・フッ化化合物も含んでいない。
エスパックH―700は、無機酸を主とした無職の強酸性液体で、脱脂→水洗→浸漬(H―700)→水洗→乾燥の工程で効果を発揮するという。
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