2012年10月25日

日酸TANAKA、ノロ付着量を軽減したエキスパンドメタル開発

 日酸TANAKAはこのほど、レーザー切断機の切断定盤用エキスパンドメタル「カットシート」を開発、販売を開始した。従来のJIS規格品と比べ、ノロの付着量を低減できるほか、強度や耐久性を維持したまま軽量化。板厚は4・5ミリと6ミリの2種類をラインアップしており、製造可能サイズは幅914―1524ミリ、長さ914―3048ミリ。

新製品・新技術 レーザー切断機を持つ厚板溶断加工業者では、大半がJIS規格品サイズのエキスパンドメタルを使用しているが、長期間使用するとノロで開口部が目詰まりし、切断した製品の裏面が粉じんにより汚れるといった問題があった。これを受け、同社では開口率を約30%アップさせた「カットシート」を開発、ノロの付着量を大幅に軽減させた。

 また、従来のJIS規格品と比べ、同等の厚みを確保しながらメッシュ形状を改良したことで、強度や耐久性を維持すると伴に、軽量化を実現。加えて、メッシュ数が少なく、つなぎ個所部分の溶接手間が軽減したことで、作業員の張り替え効率が向上した。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社