2012年10月18日
日酸TANAKA、CO2開先レーザー切断機を発売 設置スペース大幅低減
日酸TANAKAは10月から、発振器搭載型CO2開先レーザー切断機「LMZVシリーズ」の販売を開始した。切断機本体の設置スペースを約36%低減したほか、新開発した開先切断トーチブロックにより、ロスのないスムーズな開先動作を実現した。省エネ機能なども兼ね備えており、本体価格は6600万円。
業界納入実績No.1の開先レーザー切断機をさらに進化させ、切断機本体を大幅にコンパクト化したほか、従来のLMX7Zレーザー開先切断機と比較して、有効切断幅で最大400ミリ、有効切断長で最大2000ミリ拡大した。
また、開先姿勢制御(角度・旋回制御)を一新した開先切断トーチブロックにより、開先切断時のピアシングまでに要する時間を約30%短縮。同社が行った切断サンプル形状では、トータルの加工時間も約10%短くなった。
このほか、LMRVレーザー切断機で採用した省エネ機能「モーター電源回生方式」、「スタンバイ機能」、また、「切り落ち傷低減機能」、「GOS機能」なども標準装置しており、生産効率アップにつながる同シリーズの拡販を図っていく。
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