1
2024.12.20
2012年10月2日
東京製綱は、簡易型のワイヤロープ断線検知装置「ハンディーチェッカー」を開発し、1日から販売を開始した。主な用途はクレーン用ロープの点検向けで、従来製品と比較して機能を簡素化し、小型化とコスト低減を実現。
ハンディーチェッカーは、制御器と磁化検出器で構成されており、巻き上げたクレーン用ロープを検出器に通す形で、簡単に断線検査が可能。従来製品との比較で磁化検出器は40%、制御器は80%と大幅に軽量化されているため、検出器は手持ちの状態で使用でき、制御器もワイシャツの胸ポケットに収まるサイズで、使い勝手に優れる。
検出器は装置入口でロープを磁化、装置中央の検出部で断面積の変化をとらえ、断線を検出する仕組み。断線はロープ外側で2本、内側で4本以上から検出でき、LED点灯とブザーで伝える。目視と手探りによる確認と比較した場合では、3倍以上の高速化を実現。ロープ表面に付着した油が目視の妨げになっていたこともあり、検出精度の向上も見込まれる。
1台で複数のロープ径の測定が可能な点も大きな特長。装置底部の蝶ねじをスライドし、ロープを装置に通すガイド部の口径を調整する構造となっており、細径タイプで10―22・4ミリ径、太径タイプで22・4ミリ―30ミリ径が測定できる。細径タイプに関して、同じ種類のロープ径に対応した従来型のセット価格と比較した場合、約85%の大幅なコスト低減となるなど、価格メリットにつながる。メーカー希望小売価格は約40万円。
ハンディーチェッカーは、制御器と磁化検出器で構成されており、巻き上げたクレーン用ロープを検出器に通す形で、簡単に断線検査が可能。従来製品との比較で磁化検出器は40%、制御器は80%と大幅に軽量化されているため、検出器は手持ちの状態で使用でき、制御器もワイシャツの胸ポケットに収まるサイズで、使い勝手に優れる。
検出器は装置入口でロープを磁化、装置中央の検出部で断面積の変化をとらえ、断線を検出する仕組み。断線はロープ外側で2本、内側で4本以上から検出でき、LED点灯とブザーで伝える。目視と手探りによる確認と比較した場合では、3倍以上の高速化を実現。ロープ表面に付着した油が目視の妨げになっていたこともあり、検出精度の向上も見込まれる。
1台で複数のロープ径の測定が可能な点も大きな特長。装置底部の蝶ねじをスライドし、ロープを装置に通すガイド部の口径を調整する構造となっており、細径タイプで10―22・4ミリ径、太径タイプで22・4ミリ―30ミリ径が測定できる。細径タイプに関して、同じ種類のロープ径に対応した従来型のセット価格と比較した場合、約85%の大幅なコスト低減となるなど、価格メリットにつながる。メーカー希望小売価格は約40万円。
スポンサーリンク