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2024.12.20
2012年9月25日
DOWA、焼却飛灰からセシウム除去 東京慈恵会医科大と共同開発
DOWAホールディングスは24日、焼却飛灰から水溶性の放射性セシウムを除去する技術を、東京慈恵会医科大学と共同開発したと発表した。原発事故で放射性セシウムに汚染された廃棄物などを焼却する際、発生する焼却飛灰の放射能を低減できる。
DOWAグループのDOWAエコシステムとDOWAエレクトロニクスおよび慈恵医大が共同で、焼却飛灰から水溶性の放射線セシウムを取り除く材料とプロセスを開発した。
材料には、磁性粒子の表面をフェロシアン化物で被覆した「磁性除染剤」。水と混合した焼却飛灰に加えることで、水に溶けだしたセシウムを吸着できる。吸着後の除染剤は磁力を使い回収する。
放射性セシウム濃度がキロ当たり3800ベクレルの試料を用いた実証試験では、1500ベクレルに低減したことを確認。8000ベクレル以下の廃棄物は管理型最終処理施設に埋め立て処理が可能で、放射性セシウムの安定監理に貢献できるとしている。
DOWAグループのDOWAエコシステムとDOWAエレクトロニクスおよび慈恵医大が共同で、焼却飛灰から水溶性の放射線セシウムを取り除く材料とプロセスを開発した。
材料には、磁性粒子の表面をフェロシアン化物で被覆した「磁性除染剤」。水と混合した焼却飛灰に加えることで、水に溶けだしたセシウムを吸着できる。吸着後の除染剤は磁力を使い回収する。
放射性セシウム濃度がキロ当たり3800ベクレルの試料を用いた実証試験では、1500ベクレルに低減したことを確認。8000ベクレル以下の廃棄物は管理型最終処理施設に埋め立て処理が可能で、放射性セシウムの安定監理に貢献できるとしている。
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