2012年9月3日

佐々木化学薬品、ステンレス用のノンフッ素溶接焼け除去剤を開発

 金属表面処理液の製造販売などを手掛ける佐々木化学薬品(本社=京都市)は、硝フッ酸を含まず、常温で溶接焼け除去が可能なステンレス用ノンフッ素溶接焼け除去剤「エスピュアSJジェル」をこのほど開発した。液だれしない高粘度ジェルで、部材に直接ジェルを塗り、ふき取るだけで溶接焼けが除去できる。電気設備や排ガス処理などの設備を用いることなく処理が可能。

 新開発した「エスピュアSJジェル」は、毒物および劇物取締法に該当する薬剤を配合していないため、作業者のリスク軽減と特別な管理体制の軽減が図れる。高粘度ジェルタイプのため、液だれの心配がなく、浸漬処理では難しいとされる大きな部材などの溶接焼けも除去することが可能。電気設備などは必要とせず、磨く工程を省けるため作業の効率化にも寄与する。20―90分塗ってふくだけの処理で完結する。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社