2012年6月13日

沖電線、高屈曲ロボットケーブル 20%の細径・軽量化実現

 沖電線は12日、従来比約20%の細径化と軽量化を実現した、高屈曲ロボットケーブルの新製品「ORPスリムケーブル」を今月から販売開始すると発表した。芯線の配列構造や素材の見直しによってケーブルを細く軽くし、産業機器の高機能化・小型化・軽量化に伴う、可動部の複雑で高速な動きに対応する。

 従来品の汎用ロボットケーブル「ORPケーブル」で独自開発した、強じんで滑性の高い非フッ素系の絶縁材料を引き続き採用することで、フッ素絶縁のロボットケーブルを上回る高屈曲性能を実現。同時に、定格セ氏80度、300ボルトでは業界最細径を実現した。

 産業機器の小型化に伴う省スペースでの高速可動に適するため、半導体製造装置やチップマウンターをはじめとする、動作機器の内部配線用に広く採用できる。産業機器分野以外にも、医療機器や食品機器などへの展開を目指す。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社