2012年5月29日
アキテック、鉄骨間柱・耐風梁用アンカーボルト開発 施工時間を大幅短縮
アンカーボルトなどを製造するアキテック(本社=埼玉県八潮市)は、鉄骨間柱・耐風梁用アンカーボルト「P柱アンカーボルト」を開発した。このほど、建築鉄骨構造技術支援協会(SASST、理事長=田中淳夫・宇都宮大学名誉教授)の技術評価認定も取得した。
同製品は、鋼構造物の間柱や耐風梁など二次部材を、RC造の構造躯体に取り付けるために用いる定着用アンカーボルト。従来製品は定着部にあたるボルト頭部が、J型やL型をしていたため、基礎の配筋が複雑な場合に引っ掛かりが生じ、配筋を組み直すケースもあるなど手間が掛かった。P柱アンカーボルトは、ボルト頭部が六角形で全体の形状が直線となっていることから施工が容易。従来品と比較して、施工時間が50―90%短縮できる点が特長となっている。製品長さも外径によって違いはあるが、20―30%程度短くなる。ねじの呼び径は、M16、20、22、24、27の5種類。
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