2012年2月28日

日本製箔、アルミ箔3種開発 リチウムイオン電池向け

  古河スカイグループの日本製箔(本社=東京都千代田区)はこのほど、リチウムイオン電池向けに3種類のアルミ箔を開発したと発表した。

 新たに開発したのは集電体用高強度アルミ箔とカーボンコート箔、ラミネート型電池ケース用高成形アルミ箔。集電体用高強度アルミ箔は製造工程を変えることで、高導電率を維持したまま引っ張り強さを従来より50%アップした。

 カーボンコート箔はアルミ箔の表面に導電性の皮膜をつけたもの。活物質との密着性に優れ、界面抵抗は従来より20%向上した。強酸・強アルカリなどの過酷環境にも耐える。キャパシタ用としても従来の集電体より高性能を発揮する。

 ラミネート型電池ケース用高成形アルミ箔は成形高さが従来比20%アップした。箔厚やフィルム厚は従来のまま、アルミ箔自身の成形性を上げることで、ラミネート箔全体の成形性向上を図った。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社