2011年10月3日
日本リライアンス、表面欠陥検出装置を開発 傷・さび自動検出
アルバックグループの日本リライアンス(本社=横浜市)はこのほど、コイルセンター業界向けに新たな表面欠陥検出装置「MSC9000」を開発したと発表した。スリッターラインなどの加工設備に組み込み、自動的にコイル表面のきずやさびを検出する。
MSC9000は、従来の自社開発や汎用タイプの検査装置と異なり、コイルセンター向けに特化して開発された。オペレーターの操作負担を軽減するため、使いやすさを重視した仕様で、フィルムなどのコンバーティング系ラインでも使用することが可能。
主な特長は自動で検査を開始、終了する「オートスタート機能」やマスクエリアを自動設定する「オートマスク設定機能」(特許出願中)、鋼板の表面処理状態に合わせ照度設定する「照度オートチューニング機能」、カメラや照明機器のメンテナンスを素早い実行を助ける「メンテナンスモニター機能」(特許出願中)など。
スポンサーリンク