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2024.12.20
2011年8月5日
JFEエンジニアリング(岸本純幸社長)は4日、タワー集光型太陽光発電(タワーCPV)技術の開発に成功したと発表した。
タワーCPVは、ヘリオスタットを用いて、太陽光を高さ20メートルのタワー上部に設置したレシーバー(二次集光機能付き多接合型太陽電池セル=レアメタル使用、第3世代タイプ)に集光し、直接発電する。30基のヘリオスタットで行った実証試験では集光倍率700倍、太陽電池モジュール1基で、最大26%の発電端効率を実現した。従来型の太陽光発電システムと比べ、発電端効率は2倍以上となり、セルの単位面積当たりでは約1400倍の発電量を得ることが可能。
今回は「高倍率集光技術」として、ヘリオスタット(一次集光)とレンズ構造のレシーバー(二次集光)の最適配置によって、高集光倍率を確立。また、「レシーバーの水冷式冷却技術」では、レシーバーに集光した場合、太陽電池セルの温度が高温になるため、耐熱温度以下に抑える必要があるが、製鉄で培った高炉炉体冷却技術を応用して独自の技術を確立。使用した冷却水は温水として熱回収することができ、冷却水を循環使用するため、水の少ない地域でも設置が可能になる。
タワーCPVは、ヘリオスタットを用いて、太陽光を高さ20メートルのタワー上部に設置したレシーバー(二次集光機能付き多接合型太陽電池セル=レアメタル使用、第3世代タイプ)に集光し、直接発電する。30基のヘリオスタットで行った実証試験では集光倍率700倍、太陽電池モジュール1基で、最大26%の発電端効率を実現した。従来型の太陽光発電システムと比べ、発電端効率は2倍以上となり、セルの単位面積当たりでは約1400倍の発電量を得ることが可能。
今回は「高倍率集光技術」として、ヘリオスタット(一次集光)とレンズ構造のレシーバー(二次集光)の最適配置によって、高集光倍率を確立。また、「レシーバーの水冷式冷却技術」では、レシーバーに集光した場合、太陽電池セルの温度が高温になるため、耐熱温度以下に抑える必要があるが、製鉄で培った高炉炉体冷却技術を応用して独自の技術を確立。使用した冷却水は温水として熱回収することができ、冷却水を循環使用するため、水の少ない地域でも設置が可能になる。
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