2011年7月28日
東京鉄鋼、超高層建築向け モルタル充填式プレキャスト用継手を開発
東京鉄鋼は、モルタル充填式プレキャスト用継手「トップスジョイント」に関して、超高層建築用の高強度鉄筋タイプ(USD590用、USD685用)をこのほど開発し、販売をスタートした。同時に、圧縮強度150ニュートンを実現する接合用充填材「トーテツモルタル150」を開発。これによって、50階建てレベルの超高層建築物件において、施工性に優れる「トップスジョイント」の採用が可能になることから、ゼネコンや設計事務所へのPRを強化し、受注増を目指す。
「トップスジョイント」は、東京鉄鋼の高張力ネジ節棒鋼「ネジテツコン」を含め、性能を確認したすべての異形棒鋼を接合することができるプレキャスト用継手。外径のスリム化、スリーブ全長の短尺化を図ることで、プレキャスト工場での作業性、建築現場での注入作業性を一段とアップさせている。
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