2010年10月6日

アイテック阪急阪神、鋼材流通専用の販売管理ソフト発売

 システム開発・管理業者のアイテック阪急阪神(本社=大阪市福島区)は、鋼材特約店の新大和鋼材(本社=大阪市大正区)と共同開発した、鋼材流通専用仕様の販売管理システムソフトの販売を開始した。

 今回販売する『鋼材販売業向け販売管理システムソフト』は、ウィンドウズベースのシステムとして2005年、新大和鋼材に第1次導入の後、改良を積み重ね07年から本格導入。鋼材流通の販売実務で安定的な運用実績を重ね、このたび鋼材流通業者向けに販売を開始することになった。二十数年来にわたり両社で熟成してきたオフコン用のアプリケーションを、ウィンドウズに対応すべく製作され、新大和鋼材のノウハウが詰まったソフトとなっている。

 入力作業面では、平鋼であれば「FB」など、日ごろ多用する品種を略語で登録することで、直感的な入力が可能。平鋼、角鋼、丸鋼、鋼板については、サイズ入力すれば自動で重量計算を行い、鋼板は伝統的な「尺」規格の入力にも対応している。また、窓口でエントリーしたデータを受注から売り上げ処理まで流用することで、無駄な入力作業を排除し作業を大幅に簡素化した。

 管理面では、債権債務残高をリアルタイムで確認することが可能。売掛、買掛データは勘定奉行など市販会計ソフトと連携でき、さらに独自に開発した手形管理機能を付加することで、経営・経理データの的確な把握に寄与する。

 売上入力画面では、前回取引の出荷価格が伝票に表示されるため、得意先からの問い合わせに迅速に対応でき、取引当日の納品書を、決められた時刻に自動FAX送信する機能も備わる。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社