2010年7月15日

新三興鋼管、継手無炭素鋼管を開発

新製品・新技術 三井物産グループの溶接鋼管メーカー、新三興鋼管(本社=千葉県市原市)は、配管用炭素鋼鋼管(SGP)のソケットレスパイプ(継手無鋼管)をこのほど開発した。

 鋼管継手であるソケットは高価で、取り付け作業に時間を要する。ソケットレスパイプ(特許申請中)は鋼管管端を拡管し、ねじ切り加工を行うことで継手が不要になり、コストダウンを実現する。工場内に試験機を導入。通常、管端を拡管した場合、肉厚が薄くなるが、肉厚を変えない独自の拡管方式を開発しており、強度を確保する。黒皮品、めっき品ともに対応し、外径サイズは15A―150A。スプリンクラー用配管など50A以下の小径サイズで需要を見込む。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社