2024年11月19日

OECD鉄鋼委が会合 過剰生産能力に危機感 非加盟国での増加確認

 経済協力開発機構(OECD)の鉄鋼委員会は12―13日、パリで第96回会合を開き、鉄鋼貿易などについて意見交換した。拡大する世界の過剰生産能力に危機感を強め、2027年までの3年間で1億4600万トンの新たな能力追加の見通しを共有した。特に非加盟の途上国で能力が拡大、中国の国有企業など補助金と能力拡大の関連性などを確認した。脱炭素関連の関心の高まりを受け、水素の活用に関する状況を報告し、今後はグリーン・スチールに関して調査する方向だ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社