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2024.12.24
2023年10月16日
東京製鉄は16日、2023年11月契約分の鋼材販売価格(店売り向け)を全品種で据え置くと発表した。全品種据え置きは4カ月連続。会見した小松﨑裕司取締役常務執行役員営業本部長は、「品種や地域で差はあるが、H形鋼や一部の鋼板品種などで底入れ感が出ており、輸入材の商談でも値上げする動きが見られる。マーケット全体の底上げ時期は年内をめどに見えてくると思われる」と分析した上で、同社が11月から陸上運賃体系を改定することを踏まえて、「当社は陸上運賃体系を見直し、また諸コスト上昇も予想され、採算確保の機会を探っているものの、値上げするタイミングには至っておらず、11月契約分は全品種据え置きとし、国内外の状況を見極める」とコメントした。
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