2020年10月1日

アルセロール・ミッタル、グループ全体で炭素中立

欧鉄鋼大手のアルセロール・ミッタルは30日、グループ全体で2050年までに炭素中立を実現すると発表した。従来は欧州事業で30年までに二酸化炭素(CO2)排出30%減、50年までに炭素中立だった。直接還元鉄(DRI)で水素還元する技術開発と炭素の回収・利用・貯留(CCUS)など高炉一貫製鉄の脱炭素を進める。温暖化対策に地域差がある中で競争力を維持するための支援が必要と強調、温暖化対策が緩い地域に生産移転が起きる、カーボンリーケージを防ぐ国境炭素調整など実効ある対策を求めた。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社