2019年10月16日

米鉄スクラップ続落、コンポジット200ドル割れ

 米国鉄スクラップ相場が2週連続下落した。商社などによると、海外市況の指標の一つとなる米国コンポジット価格(ピッツバーグ・シカゴ・フィラデルフィアの東部3地区平均)は、現地14日付で前週比23・33ドル安の182・67ドル(HMS・No.1、約1万9900円)。200ドルを下回ったのは2016年10月以来3年ぶり。米中貿易摩擦の激化で景気の先行き懸念が強まり、世界的に鋼材需要が停滞。主力のトルコ向け鉄スクラップ輸出価格の大幅な値下がりや製品市況の下落などに加えて、国内電炉メーカーの炉修などに伴う内需減が大幅な値下がりにつながったとみられている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社