2018年9月21日

米商務省 鉄鋼、アルミ輸入制限 除外手続の一部修正

 米国が安保名目で鉄鋼、アルミ製品に輸入制限を課している問題で、米商務省は品種別除外の手続きを一部修正した。日本の鉄鋼業界関係者によると、米国の鋼材需要家が除外申請するのに対し、米鉄鋼メーカーから異議申し立てがあれば商務省が申請を却下していたが、需要家側に反論の機会が新たに認められた。最後は米鉄鋼メーカーの再反論で終わる点など実際の運用や影響は未知数だが、手続き迅速化につながる可能性もある。除外の手続きは進展しているものの、なお停滞感が強く、1年期限の除外手続きが1年で終わらない懸念はいまだ強い。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社