2015年8月19日

鉄スクラップ米国輸出価格、トルコ向け小幅反発

 米国のトルコ向け新規鉄スクラップ輸出価格が小幅反発した。商社・流通によると、直近の成約価格はCFRトン当たり240米ドル(HMSNo.1・80%&No.2・20%、約3万100円)前後で、7月下旬から約10ドル高い。トルコ鉄鋼メーカーの7月下旬の大量成約などが輸出市況に影響したとみられるが、中東地域では製品市況の低迷が続く中、中国の人民元引き下げによる鋼材・ビレットの流入増が懸念されており、「輸出市況の底入れ、反発は限定的なものにとどまる可能性もある」(流通筋)という。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社