2015年2月12日

米鉄スクラップ、大暴落

 米国鉄スクラップ相場が大暴落した。国内商社によると、海外鉄スクラップ市況の指標となる米国コンポジット価格(ピッツバーグ・フィラデルフィア・シカゴの3地区平均)は、2月2週時点で234・17米ドルと、前週比91・66ドル安。300ドルを割り込んだのは2010年7月5週以来4年7カ月ぶり。主力のトルコ向け鉄スクラップ輸出が停滞する中、ドル高で欧州など各国から安価な鉄スクラップが流入。さらに原油安の影響で「海上運賃が下がり、遠方からの輸入スクラップが増加している」(流通筋)ことなどが、米国内の需給ギャップをさらに拡大させている。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社