2025年4月11日

権田金属、25年度生産量10%増の見通し

銅ブスバー、銅棒、黄銅棒などを生産する権田金属工業(本社=相模原市中央区、権田有紀子社長)は2025年度の生産量について前期比10%増を計画する。需要が落ち込んだ前期の反動に加え、昨年末に新規サイズを拡充した特殊黄銅の圧延品が寄与。船舶向けを中心に需要が伸びている。ただ、実需自体は回復途上にあるほか、先行きも「米国の関税政策などで予断を許さない」(権田社長)。