2025年4月2日

銅スクラップ4―6月長契 数量横ばいか減少で決着

伸銅・製錬・銅箔メーカーなどが商社や原料問屋と結ぶリサイクル原料(銅スクラップ)の4―6月期の長期契約は、前四半期比で数量がおおむね横ばいから一部減少となったもようだ。伸銅メーカーによっては一部品種の増量要請が見られたものの、長期化する市中の品薄感から多くの問屋が1号銅線などの高品位品を中心に数量横ばいもしくは減量で回答。ナイモノ高が進む新切れ黄銅セパなどは問屋サイドが価格改善を要求するも、条件引き上げの動きは限定的だった。





日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞 紙版