2024年12月2日

アルミ対日プレミアム交渉 生産者、31―49%高提示

 2025年1―3月期のアルミニウム新地金対日プレミアム(割増金)交渉が始まった。生産者側は前四半期より約31―49%高いトン230ドルや260ドルを提示してきた。中国がアルミに対する輸出税の還付を12月から停止するとの発表を受け、同国から半製品の輸出が減少するとの見方が、提示額の上昇につながったとみられる。中国からの供給減でアジアのアルミ需給がタイトになるかもしれない将来的なリスクを、どこまで需要家が受け入れるかが交渉の焦点になりそうだ。





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