2024年11月18日

三菱マテリアル、鉱山・土木工具の販売強化

 超硬工具を手掛ける三菱マテリアルの加工事業カンパニーは、鉱山・土木工具の販売体制強化を推進する。8月、タイの現地拠点に新工場の建設を発表。将来的には生産能力を従来比2倍に高めるとした。岩盤を削孔する工具のビット(鋼製ボディーの先端に超硬合金製の刃先を埋め込んだ工具)を自社生産してきたが、中継ぎロッド(削孔機からビットへ打撃回転エネルギーを伝達する棒状の鋼製継ぎ手)の自社生産を増強する。切削工具と比べ需要の波が少なく、安定成長が見込める鉱山・土木工具分野でのシェア拡大を急ぐ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社