2024年11月6日

亜鉛、スポット買鉱悪化 中国製錬減産の動きも

亜鉛の鉱石不足が深刻化の一途をたどっている。製錬メーカーのマージンとなる買鉱条件(溶錬費=TC)は夏ごろから異例のマイナス圏で推移してきたが、足元にかけ最大でマイナス100ドルあたりまで悪化。スポット調達割合が高い中国の亜鉛製錬メーカーは、採算悪化から減産を余儀なくされているもようだ。亜鉛鉱石の供給は新規鉱山の稼働により今後増えてくる見込みだが、スポットTCが年末まで低迷を続けるようだと、2025年の長期契約の買鉱条件にも悪影響を与える可能性がある。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社