2024年10月17日
戸松冶金、100周年へ進化示す 伸銅倉庫の外壁塗り替え 矢印で成長表現
非鉄総合企業、戸松冶金(本社=名古屋市瑞穂区、戸松利徳社長)は、本社ビルと隣接する伸銅倉庫の外壁を塗り替えた。青の矢印のラインでサステナブルな成長をイメージしたデザインとし、創業100周年を目指す姿勢を外部に示した。
伸銅倉庫は建て替えから数十年が経過し、外壁部分の老朽化などが進んできたため、全面的に塗装を塗り直すことを決めた。その際、本社ビル外壁部分についても伸銅倉庫と一体感を感じられるデザインとした。
また、45度の角度で上昇する矢印のデザインを採用し、次世代に向けた企業としての進化を目指す姿勢を内外に鮮明に示した。会社名を赤銅色で「TOMATSU METAL LUAGICAL」で英語表記し、グローバルに展開する姿勢もアピールした。
本社ビルではここ数年で内装のリニューアルが終了。アルミ母合金の生産を行う犬山工場や鉛バッテリーリサイクルを手掛ける刈谷工場でも事務所棟を建て替えた。一連の取り組みで、設備の近代化を図るとともに、社員の職場環境の改善、自社のブランドイメージ向上につなげていく。
戸松社長は「職場環境を改善することで、社員の士気向上や職場への愛着、リクルートにも効果を期待している。これで100周年に向けての内部的な準備が整った。社員一丸となってさらなる成長を目指していきたい」と語った。
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