2024年7月16日

SFCC、アルミケーブル26年度2倍目標

建設・電販向け電線・ケーブルメーカーのSFCC(本社=川崎市川崎区、川瀬幸雄社長)は、2026年度におけるアルミケーブルの売り上げを23年度実績比で2倍程度に高めたい考えだ。昨今の銅価格の高騰を背景に、足元では太陽光発電設備で使用されている銅ケーブルの窃盗事件が相次いでいる状況。アルミケーブルは銅ケーブルに比べ盗まれにくいほか、軽く、作業現場での施工性の向上が期待できることなどから、近年は需要家からの受注や問い合わせが増加傾向にあるという。23年度の売り上げも対前年で1・6倍程度の実績を残す中、人手不足が問題になる中での省力化や盗難されにくいといった利点を武器に、アルミケーブル需要のさらなる拡大を図る。





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