2024年6月12日

古河電工、サーマル製品拡充図る

 古河電気工業はサーマル製品において、既に提供している空冷方式に加え、今後は水冷・液浸方式にも注力する考えだ。生成AIや5Gの普及による高速通信化や、これによるCPU(中央演算処理装置)やGPU(画像演算処理装置)といった部品の高性能化に伴いデータセンターなどで増加が見込まれる発熱といった需要の捕捉が狙いとする。足元では昨年度に生成AI関連の冷却向けで3Dベーパーチャンバーといった製品の適用に成功している状況。新たに参入を試みる液浸方式については本年度後半ごろから一部で適用される製品があるほか、水冷方式も既に案件を受注済みといい、早ければ2026年度後半の生産立ち上げを目指すとともに、高性能・差別化製品やサービス提供を通じ収益の拡大を図る。

スポンサーリンク


九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社