2024年4月30日

3月アルミ圧延出荷14%減 板、缶・車とも低調 押出、建設向け落ち込む

 日本アルミニウム協会が30日に発表した3月のアルミ圧延品(板・押出)の出荷量は、前年同月比13・7%減の14万878トンと25カ月連続で前年を割った。国内の自動車生産台数の減少を受けて、前月にプラス転換した板出荷量はマイナスとなった。内訳は缶材が反動減や天候不順による飲料缶の消費減を受けて2桁マイナスを記録。建設向け押出も市場環境悪化のほか、建設業界の労働規制による工期長期化で2割近く減少した。





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