2024年1月31日

関東地区銅スクラップ市況 相場上向くも品薄継続

 関東地区で銅スクラップの品薄環境が継続している。スクラップ価格の指標となる銅建値は29日にトン2万円高の130万円に改定され、約2カ月ぶりの高値を回復。ただ好調な相場地合いに反して、流通量が大幅に増えるような荷動きは確認されていない。昨年11月末の高相場や年末シーズンに集荷筋による現金化の動きが進展し、市中の潜在在庫が出し尽くしたとされるほか、資材不足に伴う建築解体案件の停滞などが要因とみられる。





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