2023年10月2日

青銅合金地金9月入札 名古屋20円・東京5円高

9月の青銅合金地金の大口ユーザー向け入札結果は、汎用品種のCACIn406種で名古屋が前月比キロ20円高、東京が5円高となった。名古屋は落札価格が引き続き指標となる銅建値を1年5カ月続けて上回り、東京も建値との値差が縮小。この結果を受け、関東の大手角丁メーカー幹部は「落札価格は銅価上昇分がおおむね織り込まれた格好だった。ただ、名古屋は落札しても実際の受注数量がゼロに近く、とにかく需要環境が厳しい」と話した。

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