2023年6月28日

インジウム需要が減少 国内企業ITOから撤退

フラットパネルディスプレー(FPD)用インジウム・錫酸化物(ITO)スパッタリングターゲットを主用途とするインジウムの国内での需要が減少している。中国や韓国企業との競争激化で日本企業がITOターゲットから撤退し、注文が減少した。2022年のインジウムの日本への輸入量は、ピークだった18年の3分の1未満の154トンだ。ここ半年は毎月10トン未満で、減少に拍車がかかっている。太陽電池向けなどで需要開拓の動きはあるものの、当面は淡々とした荷動きが継続しそうだ。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社