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2024.1.15
2023年4月7日
SWCC(旧昭和電線)が航空機向けの超電導ケーブルや線材の開発を進めている。モーターのコンパクト化や大電流化、これに伴う機体の軽量化、機体から排出される二酸化炭素(CO2)の削減といった効果が期待される製品で、同社はこれまでに「積層型ケーブル」や「交流通電用積層型ケーブル」を作製。軽量化に加えて、実機に必要な長さでの製造能力、通電能力といった航空機用超電導ケーブルに求められる性能を満たすことを確認した。今後はケーブルや線材といった各種要素基盤技術の開発を継続しながら、超電導ケーブルやモーターを組み合わせた推進システムで出力1メガワットの達成などを目指すほか、飛行試験などを行い、将来の実用化につなげたい考えだ。
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