三菱マテ 銅加工品でスクラップ使用拡大

三菱マテリアルは三宝製作所（堺市）から発生する純銅および銅合金のスクラップについて、銅加工品の生産を手掛ける同製作所や堺工場（同）で使う割合を大幅に引き上げる。実現に向けて溶解鋳造技術の向上やＤＸ化の促進に取り組んでおり、将来的には現状より数十％増える見込み。三宝製作所の岩﨑省三所長は同じ銅加工分野である両拠点での循環を『小さなサイクル』と呼び、「実現できる手応えを十分に感じる」と話す。