2023年2月24日

フルヤ金属 リサイクル強化へ前処理棟

フルヤ金属はイリジウムおよびルテニウムのリサイクル強化とナノ合金の量産化により、水素社会の実現を促進する。土浦工場(茨城県土浦市)で新たにリサイクル原料の回収前処理棟を建設し、前処理能力を現在の2―3倍に高める。2024年中のフル生産を予定する。同時にイリジウムのナノ合金の研究開発棟も建設中。水素発生装置の水電解触媒向けにナノ合金の量産化技術を開発し、25年の量産開始を目標とする。桑原秀樹取締役は「これまで培った技術を応用し、脱炭素社会やSDGs(持続可能な開発目標)に貢献する」と意気込む。





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