2023年2月14日

大木伸銅 黄銅棒など加工賃引き上げ

 大木伸銅工業(本社=東京都板橋区、大木宗治社長)は4月受注分から銅合金製品の加工賃(ロールマージン)などを改定する。エネルギーコストが想定以上に上昇したためで、昨春に続く値上げとなる。対象製品は全般にわたり、主力製品である黄銅棒に加え、黄銅鍛造品を一律キロ10円引き上げ。リン青銅製品も顧客ごとで上げ幅は異なるものの加工賃を改定する。同社幹部は「ここまで急な価格改定を強いられたのは2006年以来だ」と話す。

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