2022年6月28日

ゲルマニウム需給緩和 海外の引き合い一服

赤外線感知機器に使うゲルマニウムの需給が緩んでいる。業界関係者によると、足元の価格は二酸化ゲルマニウム(99・99%)がキロ900ドル、金属ゲルマニウム(99・99%)はキロ1300ドルあたり。非接触式体温計向けで、海外からの引き合いが一服したもよう。中国サプライヤーは価格下落を回避するため生産量を抑えているものの、「ユーザーの在庫はたっぷりある」(都内レアメタル商社)という。在庫調整局面に突入すれば相場も弱基調となりそうだ。





未購読者の方はこちらからお申し込みください
日刊産業新聞DIGITAL日刊産業新聞 紙版 

スポンサーリンク