2022年3月2日

東北大・東芝 レアアース半分で磁石

東北大学と東芝はこのほど、ネオジムボンド磁石と同等の磁力を有するサマリウム鉄系ボンド磁石を、希土類(レアアース)であるサマリウムの含有量を約半分に削減して開発したと発表した。磁石の主成分を、現在主流のネオジムから余剰が見込まれるサマリウムに変更。ネオジムよりも比較的安価なサマリウムを活用し、資源リスクを回避する。同技術により、需要拡大が見込まれる車載用モーターなどを向け先とする高性能磁石が、安価かつ継続的に生産できるようになると期待される。

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九州現地印刷を開始

九州地区につきましては、東京都内で「日刊産業新聞」を印刷して航空便で配送してまいりましたが、台風・豪雨などの自然災害や航空会社・空港などの事情による欠航が多発し、当日朝に配達できないケースが増えておりました。
 こうした中、「鉄鋼・非鉄業界の健全な発展に寄与する専門紙としての使命を果たす」(企業理念)ことを目的とし、株式会社西日本新聞プロダクツの協力を得て、12月2日付から現地印刷を開始いたしました。これまで九州地区の皆さまには大変ご迷惑をおかけしましたが、当日朝の配達が可能となりました。
 今後も「日刊産業新聞」「日刊産業新聞DIGITAL」「WEB産業新聞」によるタイムリーで有用な情報の発信、専門紙としての機能向上に努めてまいりますので、引き続きご愛顧いただけますよう、お願い申し上げます。
2024年12月 株式会社産業新聞社